小原豊明市長(前市長)が掲げたスローガンを基に、1992年からスタート。 プロジェクト推進のブレインとして参加要請を受けた未来政策研究所は、21世紀の地域生き残り戦略として、 地域住民の「誇り」をエネルギーにして活性化を図って行く戦略を提言しました。
この戦略は、地域の誇りを「宝」として位置づけ、市民とともに宝の再発見を行い、その資源の保全活動によって地域経済の活性化を図るために、 観光という仕組みを導入し、産業振興を図っていくというものです。
これを、私たちは「宝探しによる日本型エコツーリズムの推進」と名付けました。
段階 | 内容 | |
---|---|---|
探 | 宝を探す | 地域固有の自然、歴史、文化、産業、人などの資源を地域住民自身の手で発掘・再発見するための活動 |
磨 | 宝を磨く | 発掘・再発見された宝を保存・伝承・発展させるための活動 |
誇 | 宝を誇る | 宝の価値を認識し、地域の中で価値認識を共有するための活動 |
伝 | 宝を伝える | 地域の外に向かって、宝を発信するための活動 |
興 | 宝を興す | 宝を活用して産業に結びつけるための活動 |
このプログラムは左の図に示す宝探し5段階プロセスに従って実施しました。
宝探しによる「楽しく美しいまちづくり」は、1992年に全市民への「宝探し」アンケート調査でスタートし、現在も活動は続けられています。