Major Example 宝さがし実践例

宝探しの5段階プロセス

小原豊明市長(前市長)が掲げたスローガンを基に、1992年からスタート。 プロジェクト推進のブレインとして参加要請を受けた未来政策研究所は、21世紀の地域生き残り戦略として、 地域住民の「誇り」をエネルギーにして活性化を図って行く戦略を提言しました。

この戦略は、地域の誇りを「宝」として位置づけ、市民とともに宝の再発見を行い、その資源の保全活動によって地域経済の活性化を図るために、 観光という仕組みを導入し、産業振興を図っていくというものです。

これを、私たちは「宝探しによる日本型エコツーリズムの推進」と名付けました。

宝探し5段階プロセス
段階内容
宝を探す 地域固有の自然、歴史、文化、産業、人などの資源を地域住民自身の手で発掘・再発見するための活動
宝を磨く 発掘・再発見された宝を保存・伝承・発展させるための活動
宝を誇る 宝の価値を認識し、地域の中で価値認識を共有するための活動
宝を伝える 地域の外に向かって、宝を発信するための活動
宝を興す 宝を活用して産業に結びつけるための活動

このプログラムは左の図に示す宝探し5段階プロセスに従って実施しました。

宝探しによる「楽しく美しいまちづくり」は、1992年に全市民への「宝探し」アンケート調査でスタートし、現在も活動は続けられています。

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現在までの「楽しく美しいまちづくり推進委員会」の主な実践例

第1期

宝探し開始に際しては、あらかじめ宝を6つの分野に分類し、住民を対象としたアンケート調査を実施しました…

第2期

「宝磨き」のフェーズに入ったこの時期は、探し出された宝と活用計画をもとに、地区ごとの活性化事業を展開…

第3期

この時期は今までの事業に続き、地域内で伝統食の「宝誇り」として、「にのへの味暦」を女性グループが作成…

第4期

9地区10ゾーンを対象とした、主だった地区の案内板と宝マップが完成。…

第5期

この時期は「宝誇り」活動の一環として、宝の価値を多くの市民に伝えて行くために、まちづくりミニコミ情報誌…

第6期

この時期には、「宝興し」プロジェクトがスタートしました。宝探しから10年目の年、宝をベースとした名物や…

第7期

この時期は前期に引き続き「宝興し」作業が行われ、雑穀料理コンテスト等を実施。…

第8期

この時期は浄法寺町との合併があり、この地区の宝探しをスタートしました。…

第9期

二戸市で宝探しから始めた「日本型エコツーリズム」による地域おこし活動は、その一つの総決算として…

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